セラミックって欠けますか?|吉祥寺駅近の審美歯科|吉祥寺アイ歯科
2022/02/08
こんにちは、吉祥寺アイ歯科です。
よくこのような質問がありますので、今回はセラミック(ジルコニア含め)の強度のお話しをしたいと思います。
セラミックも昔に比較すると強度も段違いで上がっており、割れにくくくはなっています。
当院で使用しているクラウンを例とし、強度としては
オールジルコニア・・・1200MPa
オールジルコニア(グラデーション)・・・1000MPa
セラミック・・・400MPa
プレミアムジルコニア・・・フレーム1200MPa(表層400MPa)
上記となります。
当院でセラミックを使用する場合はE-maxを使用するため、最低でも400MPaの強度があります。
このE-maxができる前は、セラミックは100~300MPaで強度がなかったため、金属などで補強をして被せ物を作製していました(メタルボンドといいます)。
昔より強度は高くなり、欠ける可能性は低くなりました。しかし絶対に欠けないということではありません。
咬む力が強かったり、歯ぎしり・食いしばりが強い方はセラミックが欠けるリスクは高いです。その場合はジルコニアでの作製をお願いしています。
いろいろな情報を知り、その中で自身にあった被せ物を自身で選択すると、より歯に興味ももてるかなと思います。