セラミックの歯にフロスが通らない|吉祥寺アイ歯科
2021/04/23
こんにちは、吉祥寺アイ歯科です。
通常被せ物を行った場合、ある程度隣の歯を押す調整を行って接着します。
フロスを通す時に少し力を入れると通るぐらいの強さです。【※ブリッジ治療はフロス通らない部分があります】なぜかと言うと、もともと歯は押し合っており、それを再現するためです。それにより物が上から挟まりにくく、もし挟まったとしてもフロス等で取りやすいようになっています。逆にフロスが力入れずに入る状態だと物が挟まりやすくなり、歯茎を傷つけやすく、歯周病・虫歯も進みやすくなります。
フロスが通らない状況だと、物が上から挟まることはないですが、挟まった汚れをとることができません。
入れてすぐの被せ物であれば、先生と相談してみてください。
だいぶ前に入れた被せ物でフロスが通らない場合どうなってるかというと、被せ物と被せ物を連結していることが多いです。昔はよくあったみたいですが、今は不潔になりやすいためそういった治療をする先生も少ないです。また連結していると、片方が虫歯でボロボロになってくっついてなかったり、歯周病でグラグラでも被せ物はもう一方の歯で維持できてしまいます。なので何かしら異常がでてから相談にいくと、最悪の場合抜歯も考えないといけなくなることもあります。
もしそういう部分があるのであれば、相談にいらして下さい。